日本一の白鉄塔

ロープウェーの鉄塔の中で「日本一」の高さを誇る

御在所ロープウエイに向かってくると、どうしても目に入るものがある。それが、この「白鉄塔」だ!
正式名「6号支柱(ろくごうしちゅう)」は御在所岳の標高約940m地点に建つ御在所ロープウエイの支柱である。鉄塔の高さは61mあり、いまなお「日本一」の規模を誇る。

開通当時の1959年(昭和34年)は、他の鉄塔と同じ緑色であったが、1961年(昭和36年)11月に白く塗り替えられた。
白く塗り替えられた鉄塔は、知多半島からでも確認できるほどで、まさに象徴する建造物となった。鉄塔の基礎部分にあたる足元は、タタミ85畳分もある。

東京タワーと同じリベット接合

白鉄塔は、現在一般的なボルト締めではなく、リベットという高度な技で締め上げられている。リベットとは、鋲(びょう)のことで、現在の高力ボルトが普及するまでは、鋼構造物の接合はほとんどがリベット接合であった。
リベットは、棒鋼を所定の寸法に切断し、片側に頭をつくったものである。それを真っ赤に熱して接合部材の孔に差し込み、反対側をリベットハンマーで打撃して頭を作って締めた。鋲打ち作業は、「カシメ」とも呼ばれ、熟練の高度な技能を必要とした。
現場では通常4~5人が一組となり、テッポー・当盤・鋲受けと呼ばれる3人が接合部に上がって鋲打ちにあたり、残り2人は地上で鋲を焼いた。鋲受けから当盤が鋲を受け取り、孔に差し込んで頭を押さえ、反対側からテッポーがリベットハンマー(通称鉄砲)で打設した。地上ではボーシン(組頭)が炉でリベットを焼き、他の1人はリベット運びやコークス補給などの作業を受け持った。
鋲打ちのスピードや順番を考えながら所要寸法のリベットを並べ、表面の色で温度を判断しながらリベットを焼いた。適温は700~800℃で、温度が低いとリベットは硬く、それを超えると溶け始めて軟らかく、いずれも不良品となる。焼きあがったリベットは、火箸に挟んで地上からほぼ垂直に、時には高さ20m余りも放り投げ、上の作業場で鋲受けが漏斗(じょうご)状の工具で受ける。誤ってカーブ状に放り投げたり、受け損ねると非常に危険で、灼熱したリベットを宙で受け渡しする作業は、まるで曲芸であった−−

 
建設中の6号支柱(当時は世界一だった)

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