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珍しい岩たち
樹氷の御在所岳
県内でも屈指の降雪地である御在所・湯の山温泉。
冬の御在所岳は、山に登り始めると下界とは景色が徐々に変わっていきます。山のふもとと上では気温差も大きくまさに別世界!!
 御在所岳の 『樹氷』

  鈴鹿山脈の樹氷は海抜1000m以上の山に見られます。早くは11月下旬から遅くは3月中旬まで見られることがあります。
  一般的に多く見られるのは、1月から2月です。この時期が最も美しく、シベリア大陸の高気圧が張り出し冬型の気圧配置となって寒波が何度か
  訪れると、冬の花「樹氷」が出来ます。青い空、輝く太陽に照り映える美しさは格別で、下界(平地)では想像もできない白銀の世界になります。

  樹氷は、一般的に多く見られるのは、1月から2月の間ですが、山に登れば常にあるものではなく、また雪が降るくらい寒い日ならあるというものでもなく
  
下記の気象条件が重なって初めて出来る自然の造形物なのです。

  【樹氷が出来るための条件】

  @湿気があること
  A風があること
  B気温が0℃以下であること

  【樹氷が出来るメカニズム】


   1.樹氷の素は 『水蒸気』 です。まずは水分がないと氷は出来ません。
     そこで、まずは、@の
「湿気」 が必要になります
   2.樹氷は樹に付着するものですから、水蒸気が存在していても、空気中をプカプカ浮遊しているだけでは樹にひっつかないのです。
     そこで、水蒸気を飛ばすために、Aの
「風」 が必要になります
   3.樹氷は 『氷』 です。氷は水が凍ったものです。当然、気温が高いと水は凍りませんよね。
     そこで、@の湿気(水蒸気)が、Aで風に飛ばされて樹にやっと到着。付着しました。
     この付着した水蒸気を凍らせるために、Bの
「気温がマイナスになるほどの寒さ」 が必要になります。

    上の3つの条件が重なり、湿気(水蒸気)が風で飛ばされ樹に付着しては凍り、また湿気(水蒸気)が風に飛ばされ樹に付着しては凍り…を繰り返し
    氷の粒がどんどん大きくなり、やがては風が吹いてくる方向へ伸びて大きくなります。
 自然を利用した人工の造形美 『氷瀑』(ひょうばく)
 『樹氷』 は、自然に出来るものですが、『氷瀑』 は、人工的に造り上げています。

 
『氷瀑』とは、御在所岳の山上で、おおむね気温が氷点下になる日(12月以降2月末頃まで)に、水を霧状にして吹きつけ「氷の塊」をゆっくりと大きく
 したものです。

 最終的には写真のように
高さ10mもの巨大な氷のオブジェとなります。
 この『氷瀑』は冬の風物詩として、1981年(昭和56年)より毎年継続していろいろな形をした氷創物を造り上げております。

  
※『氷瀑』は氷の塊です。気温が上がると融けます。気象状況により、ご覧になれない場合もございます。ご了承ください

 場所:御在所岳山上公園内 レストランアゼリア東側
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